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落合賢監督インタビューINTERVIEWSNov.02,2015

⑥日米のアドバタイジングムービーの傾向と今後の変化

最近は、日本の企業もどんどん、アドバタイジングムービーを作るようになってきました。
その傾向に関してどう思いますか?
また、アメリカではどうですか?

アメリカでは「Branded Content」という名で呼ばれていますが、CMとアドバタイジングムービーの違いは、尺でしかありません。

ネットで動画を見られるようになり、テレビCMという短い枠を高価で購入しなくても、映像で宣伝が出来るということから、アドバタイジングムービーが生まれたわけです。

KONICA MINOLTA DIGITAL CAMERA KONICA MINOLTA DIGITAL CAMERA

ただ、全体的に物語を含んだ映像が増えてきて、これからも増え続けるというのは、僕のような映像作家にとってチャンスが増えていくので、非常に嬉しいことだと思っています。

物語と商品の宣伝バランスをとることは非常に難しく、商品が主役の映像を作るけれどもそれを観客に分からせないようにするということは、通常の映画と全く別のテクニックだと思います。

日本では、昔から名作と呼ばれるCMがたくさんあるので、これからも日本のクリエイターが創り上げるアドバタイジングムービーは世界中の人から注目されていくと思います。

これからのアドバタイジングムービーはどのように変化していくと思いますか?
予算面や、尺、演出、キャスト、スタッフ、アイデア、作り方など何でも思う事を教えて下さい。

ネットを中心としたメディアの更なる進化によって、今まで以上に様々な形態のものが生まれてくると思います。そういう意味では、全ての面において変化していくと思いますが、逆にいうと、唯一変化しないことは、視聴者に「商品を買いたいという衝動にかられる」、また「ブランドに対する良いイメージを植え付ける」という目的のみだと思います。

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