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落合賢監督インタビューINTERVIEWSNov.02,2015

⑤日本と海外の合作について

今後、日本と海外の合作は増えていくと思いますか?
海外との合作をする良い点、不便な点を教えて下さい。
また、それは、長編も短編もアドバタイジングムービーも変わらないと思いますか?

そもそも、海外との合作は必要がなければするべきではないと思いますが、世界的に文化の交流が今以上に盛んに行われていくことは事実なので、日本と海外の合作はそれに合わせて自然と増えていくと思います。

ただ、日本側の受け入れ態勢や観客の反応も含め何十年という単位で時間がかかることだと思います。これは、作品の長尺やアドバタイジングムービーにも同じことがいえると思います。

また、合作の良い点というのは、特にないと思います。合作をする唯一の理由は、「物語が他国の制作協力を必要とするから」ということに他ならないからです。ただ、現状まだ、言葉、文化、撮影方法など様々な点で不便が多いです。

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しかも、日本の場合、日本語という言語が他の国で使われていないため、多言語の物語の場合、必然的に字幕、もしくは吹き替えが多言語で必要になってきてしまい、観客がまだそれを自然に受け入れられないという点も非常に難しいと思います。

この問題が完全に解消されるには、翻訳がリアルタイムに出来る技術が浸透するか、第二言語として英語が世界共通語として浸透するかのどちらかが必要だと思います。

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