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齋藤俊道監督インタビューINTERVIEWSDec.01,2015

Page 1: 齋藤俊道さんはどんな人?
Page 2: 映画監督を志したきっかけ
Page 3: アメリカでの映画製作
Page 4: アメリカで著名な映画制作者に師事して
Page 5: 日本とアメリカの映画制作環境の違い
Page 6: 日米のブランデッドコンテンツを比べて
Page 7: ショートフィルムというジャンルのこれから
Page 8: 『小春日和』の長編映画化
Page 9: 今後の挑戦
Page 10: 今後の展望
Page 11: 齋藤俊道監督プロフィール

①齋藤俊道さんはどんな人?

口数は少ない方ですが、物事を深く考え、本当に必要なことを冷静に理路整然と
話す傾向があると思います。

社会への批判精神が強い方で、不正や嘘や虚飾を嫌います。変わり者と見なされる
こともありますが、なぜか猫と小さな子供にだけはとても好かれます。

静かで穏やかな環境が好きで、撮影現場でも照明スタッフにはシーバーを使ってもらい、
暴力や大声は控えてもらっています。

完璧主義者で、映画製作においてはいかなる妥協も許せません。特に仕上げ作業に入ると、
サウンドミックスに関しては「その足音を2dB下げて、25%くらい右に振って」とか、
あるいはグレーディングでは「スキントーンをマゼンタから黄色方向に若干寄せてくれ」とか、
胃に穴の開きそうな思いで、それこそうめき声を上げながら理想に近づけていきます。

仕上げで僕が一番よく使う言葉は「Split the difference.(今とさっきの中間でいこう)」
です。

幸い、こんな僕に最後まで喜んで付き合ってくれるスタッフに支えられて映画は完成します。

「妥協することを学べ」と言われたこともありますが、僕は思います。
「改善の余地があるのに、なぜ改善しないんだ」と。

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